災害ボランティアセンターとは?
災害ボランティアセンターは、災害(地震・風水害など)が発生した際に、被災した方々や地域を支援するために、臨時的・応急的に作られるボランティアセンターです。
各地から集まってくるボランティアと、被災者のニーズを つなぐことが大きな役割です。
1995年の阪神淡路大震災以降、災害時のボランティアの力が注目されるようになり、東日本大震災においては、196箇所の災害VCが設置されました。
令和元年度東日本台風(令和元年台風第19号)の時には、令和元年10月15日から11月24日(日)まで、川崎市災害ボランティアセンターが開設され、1,340名の方がボランティアとして活動しました。
災害ボランティアセンターはどこが運営するの?
災害ボランティアセンターは、法律で定められている機関ではありませんが、2004年の中越地震以降、被災地域の自治体ごとに社会福祉協議会(社協)が中心になって設置・運営されることが一般化しています。
川崎市においては、川崎市と川崎市社会福祉協議会と市民活動センターにより、災害VCの設置や運営に関する協定を結んでいます。
全社協、経団連、共同募金会、NPO等による全国的な支援体制の整備も進んでいます。
災害ボランティアセンターの設置までの流れは?
川崎市における基本的な流れは次のとおりです。
①市内において災害が発生し災害対策本部が設置(川崎市)
②川崎市災害ボランティア支援センターが設置(川崎市社協)
③区災害ボランティアセンターが設置(区社協)
区に災害ボランティアセンターが設置された後、ボランティアニーズを集め、準備が整った段階でボランティアの受付が始まります。
災害ボランティアセンターの普及啓発活動
平常時から、災害ボランティアセンターについて知っていただくために、川崎区総合防災訓練に参加し、啓発活動を行っています。
また、年に1回開催される川崎市総合防災訓練において、災害ボランティアセンターの設置・運営訓練を実施しています。
災害ボランティアセンターに関する情報
全国の災害ボランティアセンターの開設情報などは以下のサイトで確認できます。
全社協 被災地支援・災害ボランティア情報
https://www.saigaivc.com/